人気のあるネットショップとそうでないネットショップ。その違いはどこにあるのでしょうか?せっかくサイトを立ち上げても、検索エンジンで検索されなかったり、検索されてもクリックへと誘導できなければ、お客様を逃してしまいます。
今回は人気のないショップにありがちな例を挙げながら、人気を得るための工夫をご案内します。
あなたのネットショップを確認してみましょう。商品のページに、「購入方法」「配送方法・配送料」「お店の情報」など、購入の際にお客様が必要とする情報がすぐに参照できるようになっていますか?「人気のないネットショップ」の共通点は、これらの基本的な情報をトップページにまとめて表示しているだけで終わってしまっているサイトだということ。購入へとスムーズに進んでもらうために、基本情報はどこからでも参照できるよう、リンクを張っておきましょう。
ネットショップのお客様はいつも「トップページ」からサイトに入ってくるとは限りません。商品への購買意識の高いお客様ほど、検索する際にキーワードを絞り込む傾向があることが知られています。つまり、漠然と「バッグ」と検索するより、「バッグ ヴィトン モノグラム」と検索する人の方が、購入する確率が高いのです。商品ページに直にアクセスしてきたお客様が購入までに迷子にならないための工夫として、どのページからもアクセスできるメニューに基本情報を設置する必要があるのです。
●お店の情報
名称、住所、連絡先のアドレスなどの情報は、安心できるサイトかどうかの判断材料になります。探さなくてもすぐに分かる場所にサイトの運営者の情報を載せておきましょう。
●よくある質問(FAQ)
ブランドものは本物ですか?など寄せられるであろう質問にはあらかじめ答えておきましょう。
●配送方法
取り扱い業者名などを明記しましょう。詳しい情報を知ることで安心感を持ってもらえます。
●配送料
地域別、大きさ別などが一覧表であると見やすく便利でしょう。
●通信販売法に基づく表示
信頼できるネットショップであることを知ってもらうためにも、基本メニューに入れましょう。またトップページに記載したり、各ページにリンクを張っておくことも大切です。
●購入方法/決済方法
クレジットカードの取り扱いをはじめ、複数の決済方法が表示されていれば購入しやすいと感じてもらえます。また丁寧な購入手順の説明はより安心感を与え、購入につながりやすくします。
●入荷情報/セール案内/更新情報
おトクな情報や新商品の情報を載せることで、お客様に興味を持ってもらえるはずです。
これらの情報をまとめて一つのメニューバーにし、どのページからでも参照できるようにしましょう。「欲しい」と思っているお客様を購入までスムーズに導くコツも、この様なちょっとした気遣いから生まれるのです。