沖縄は与那原町にある、かつて沖縄を走っていた軽便鉄道の残された資料などを展示する資料館「与那原町立軽便与那原駅舎」さんのホームページを新規リニューアルしました。
失われた沖縄の時代、これから始まる沖縄の歴史、駅舎にむけた地元の方々の思い、資料館としての情報の伝わりりやすさ、などのどれもがあまり強く出過ぎないよう少しづつ織り交ぜることを意識しました。そしてあまり博物館的な堅苦しさや歴史的に重い雰囲気も出過ぎないよう、ぬくもりのある明朝体でノスタルジックな優しさを、図柄や色合いと横文字も混ぜるなどでポップな軽さを出してみました。
歴史的な資料館ということで、過去から現在そして未来を意識できる構成。そしてその思いを運ぶのが今はなき軽便鉄道というようなイメージも念頭におき、コンテンツ同士を線路で繋ぐ演出を試みました。また大きめのホワイトスペースはゆっくりとした時の流れを感じることができればと思い配慮しました。
大切な最初のコンセプトが守られるよう配慮し、スマホでの最適化を目指しました。またアクセスページなども当初は画像の横スワイプや動画といった案も検討しましたが、昨今はスクロールに対するストレスも少ないことと、景色や目的のコンテンツへの素早い到達はスクロールであると判断し採用致しました。